都庁1Bの試験科目【合格するために必要な情報】

 

こんにちは、元公務員のあやんぼです。

 

当記事では、試験科目について説明します。また、倍率・ボーダーライン・試験日程などの試験情報もあります。

 

都庁1Bの試験科目(1次試験)

先生
まずは都庁1Bでどんな科目が出題されるか確認しましょう!

 

都庁の試験科目【教養択一】

都庁1Bの教養択一試験は40問出題され、すべて必須解答です。そして、解答時間は130分です。

基本的に時間は不足するので、解けない問題は割り切りましょう。

科目 出題数
数的推理 6
判断推理 2
空間把握 4
資料解釈 4
現代文 4
英文 4
世界史 1
日本史 1
地理 1
思想 1
文学・芸術
物理 1
化学 1
生物 1
地学 1
法律 2
政治
経済 1
時事 5

※教養試験の成績が一定の基準に達しない場合は、論文試験及び専門試験が採点されません。

【それぞれの科目の注意点】

  • 文章理解

現代文は内容合致2問、空欄補充が1問、文章整序が1問の合計4問が出題されています。

英文は、内容合致が4問出題されるが年度によって多少異なるかもしれません。単語のレベルは基本レベルであり、英単語力がかなりないと解けないという問題は少ない。

現代文、英文ともにすばやく文章を読むことができれば、8割は狙えるし、人によっては10割得点することも可能です。

 

  • 数的処理

当然ですが、難しい年もあれば、かんたんな年もあります。

そして、過去問の焼きまわしが多いので、過去問をしっかりと解いておくと本番で気持ちよく問題を解くことができるかもしれません。

最近の傾向としては、ほかの試験種で出題された過去問から少し形を変えての出題もありますので、余裕があるなら都庁以外の過去問も解いておくといいかもしれません。

 

  • 自然科学(物理・化学・生物・地学)

暗記だけで解ける生物と地学は本来であれば得点源のはずですが、難易度の高い問題が出題されることがわりとある。

一方、物理と化学は基本問題の出題が多くみられます。最初から捨て科目にするのではなく、基本的な問題だけでもできるようにしておくと本番で数われるかもしれません。

 

  • 時事

2、3年前は6問出題されていましたが、近年は5問の出題です。そして、5問のうち1問は白書から出題されます。

また、時事の難易度は高いです。満点は基本的に取れないです。

 

都庁の試験科目【専門択一】

都庁の専門試験は記述式です。10科目の中から、3科目を選択して解答します。

出題科目は以下のとおりです。

憲法、行政法、民法、経済学、財政学、政治学、行政学、社会学、会計学、経営学の10科目。

【専門記述試験の注意点】

  • 5科目準備する

3科目ぴったりだと不安です。用意したうちの1科目でも地雷問題が出題されたら終わりです。

基本的にはメイン科目を2科目、サブ科目を3科目準備しましょう。メイン科目は30テーマほど準備します。サブ科目は10テーマほどでいいです。

3科目合計で「合計90テーマも覚えるの?」と思う方もいるかもしれませんが、合格者はこのぐらい準備しています。中には100テーマ以上準備する人もいるくらいです。

 

  • 何文字書くか?

字数の制限はありません。理想は1000文字程度と言われています。しかし、「600字から800字程度で十分合格が狙えます。」と予備校で言われました。

ほんとにそのとおりだと思うので、無理に1000文字書く必要はないです。

 

  • いつから対策するか?

年明けの1月から始めましょう。年内は択一試験の勉強をしっかりとしましょう。

都庁しか受験しないから、専門択一の勉強はしないで、記述だけ暗記する方法をとる受験生もいますが、あまりおすすめしません。

やはり、専門択一の勉強をしっかりとすると記述の暗記をする際も意味がわかるのでスムーズです。ですので、年内は択一試験の勉強に専念しましょう。

 

都庁1Bの論文試験

都庁の論文試験は、グラフや新聞の記事の抜粋などの資料読み取り問題です。

あらかじめ出題テーマを予想して、対策をしておくことも重要ですが、出題テーマの予想が当たったからといって、覚えた内容をただ書くだけではダメです。

 

その資料に書いてある内容(課題)を読み取って書くようにしないと、問われていないことを解答してしまい減点されてしまいます。

ちなみに、字数には指定があり、1000字以上1500字程度とされています。

 

都庁1Bの面接試験

形式 試験時間 特徴
2次試験 個別面接1回

面接官:受験生

3:1

約30分 ・面接カードの掘り下げが多い。

 

【都庁の面接はコンピテンシー】

コンピテンシーとは、優秀な人に共通してみられる行動パターンのことです。このコンピテンシー面接は、従来の受験生の第一印象やフィーリングで合否を判断する方法とは違い、受験者の行動パターンから資質を判断する方法になっています。

具体的には、どのような状況で、どのように考え、どのように行動し、そこから何を学び、学びを仕事にどう活かせるか、という順番で質問がされ、受験生の熱意や行動パターンを把握します。

この行動パターンが優秀な人と同じなら評価が高くなりますし、あまり優秀ではない人と同じなら評価が低くなるということです。

ちなみにコンピテンシー面接は、直感的に受験生の能力を判断するのではなく、客観的に判断することができるので採用失敗の確率が下がります。

そのため、多くの試験種でコンピテンシー型の面接試験が導入されています。

 

都庁1Bの倍率

先生
都庁1B一般方式の倍率と新方式の倍率だぞ!

 

都庁1Bの倍率(一般方式)

年度 採用予定数 申込者数 受験者数1次 合格者数1次 受験者数2次 最終合格者数 倍率
令和元年 290 3198 2276 843 掲載なし 403 5.6
平成30年 320 3637 2564 1066 掲載なし 421 6.1
平成29年 340 3929 2751 1137 1093 439 6.3
平成28年 365 4529 2706 923 889 550 4.9
平成27年 484 5383 3465 1249 1207 640 5.4
平成26年 438 5186 3643 842 765 541 6.7

 

※徐々に採用予定数は減少しています。昨今の公務員不人気の影響もあり、受験者数も減少。結果的に倍率も下がりました。

 

都庁1Bの倍率(新方式)

年度 採用予定数 申込者数数 受験者数1次 合格者数1次 受験者数2次 合格者数2次 受験者数3次 合格者数3次 最終倍率
令和元年 100 1070 806 329 × × × 123 6.6
平成30年 110 1250 927 362 315 253 245 127 7.3
平成29年 110 1414 1043 340 299 235 222 132 7.9
平成28年 105 1570 920 343 314 247 232 137 6.7
平成27年 100 2044 1267 331 298 231 212 114 11.1
平成26年 50 1517 1078 246 291 118 114 60 18.0
平成25年 50 1927 1314 381 335 132 124 75 17.5

 

※直近3年間を見ると、倍率がだんだん下がっていますね。筆記試験に自信がない人はねらい目ですね。3ヶ月の勉強期間でもどうにかなりそうです。

 

都庁1Bの足切り・ボーダーライン

都庁の足切り・ボーダーラインは公表されていません。しかし、予備校が大量の受験生から入手したデータをもとに予想しています。

足切りラインが低い年では22点ぐらい、高い年だと30点ほどになるとされています。年度によって、試験の難易度にばらつきがあるので仕方がないですね。とにかく、30点を目指して勉強をするのみです。

 

都庁1Bの試験日程

令和元年の試験日程です。おそらく来年度も同じような日程で行われるかと思います。

告示 3/8
申込受付期間 インターネット:4/2(10時から)~4/8(15時まで)

郵送:4/1~4/5

1次試験日 5/5
1次試験合格発表日 6/5
2次試験日 6/20~6/28のうち1日
最終合格発表日 7/19

 

都庁1Bの難易度

都庁の受験生は、同日程で行われる特別区の受験生と比較すると学力が高い人たちが受験をしてきます。これは予備校でも言われています。

 

実際に私が特別区で働いているときは、東大出身の人がいれば「あの人東大出身らしいよ~」という反応をされていましたが、都庁で東大出身なんてたしかに数は少ないですが、珍しくはありません。

 

このことから、特別区より都庁の方が難易度は高いというのは間違いではないと思います。

都庁を志望する受験生は、気合を入れて勉強をしましょう。ちなみに、特別区もかんたんに受かる試験ではありませんからね。

 

今回は以上です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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