公務員試験の国家一般職とは【試験日程・試験概要・出題数】

 

今回のテーマは【国家公務員になるには!これでわかる、国家一般職の試験情報!】についてです。

【採用予定人数について】

令和2年度のものです。

試験の区分(行政) 採用予定地 採用時の勤務地(都道府県)
各地域 本府省
北海道地域 約180 約550 北海道 本府省(東京)
東北地域 約180 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
関東甲信越地域 約670 茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川県、山梨、新潟、長野
東海北陸地域 約300 岐阜、静岡、愛知、三重、富山、石川、福井
近畿地域 約370 滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
中国地域 約220 鳥取、島根、岡山、広島、山口
四国地域 約90 徳島、香川、愛媛、高知
九州地域 約300 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島
沖縄地域 約70 沖縄

 

【国家一般職の試験日程ついて】

日程 備考
申込み期間 4月5日から4月17日 2月1日に受験案内が配布されます。
1次試験日 6月16日
1次試験合格発表日 7月10日 人事院のサイトで合格者の番号を掲載。
官庁訪問 7月11日~ 平成31年度から官庁訪問の時期が早まりました。前年度までは最終合格発表のあとに官庁訪問がありました。
2次試験日 7月17日から8月2日 1次合格通知に2次試験の日にちが記載されています。
最終合格発表日 8月20日 人事院のサイトで合格者の番号を掲載。
採用内定 10月1日
採用 4月1日 原則は4月採用。

 

※前年度までの官庁訪問は最終合格発表のあとに行われていました。しかし、平成31年度(令和元年)から1次試験合格発表日の翌日からに変更になりました。

 

ということは、官庁訪問で内々定をもらっても、そのあとの2次試験で失敗をしたら結果的に不合格になります。

 

どうやら、就活生が民間に流れるのを防ぐために日程を早めたようです。

 

【試験の概要について】

筆記試験の概要について

試験種目 試験方法 試験時間 特徴
基礎能力試験(教養試験) 択一試験(40問必須解答) 140分
専門試験 択一試験(80問中40問選択解答) 180分 16科目(各科目5問)から8科目40問を選択解答。配点比率は基礎能力試験(教養試験)の2倍。
論文試験 記述式(字数の指定はなし) 60分 平成24年まではグラフ資料読み取り問題でした。平成25年から平成29年までは文章のみ。平成30年からはグラフ資料の読み取り問題に戻りました。

 

配点比率について

試験種目 基礎能力 専門択一 一般論文 人物試験
配点比率 2/9 4/9 1/9 2/9

 

 

【それぞれの科目の出題数】

 

教養試験の出題数

科目 出題数
数的推理
判断推理
空間把握
資料解釈
現代文
英文
古文 ×
日本史
世界史
地理
思想
文学・芸術 ×
数学 ×
物理
化学
生物
地学 ×
法律(社会科学)
政治(社会科学)
経済(社会科学)
社会(社会科学) ×
時事

 

専門試験の出題数

科目 出題数
憲法
民法
行政法
刑法 ×
労働法 ×
商法 ×
ミクロ経済学
マクロ経済学
財政学
経済事情
政治学
行政学
社会学
社会政策 ×
国際関係
経営学
英語基礎
英語一般
心理学
教育学

 

 

【面接試験について】

形式 試験時間 特徴
人事院面接 個別面接1回

面接官:受験生=3:1

約15分 面接カードに沿った一般的な質問。試験時間も少ないので深い質問はあまりされない。A~Eの5段階評価。
官庁訪問 面接・集団討論等さまざま さまざま 1日の何度も面接をしたりする場合もある。官庁によって面接の流れはさまざまです。

 

 

【説明会やセミナーに参加しましょう】

説明会やセミナーに参加すると志望先の理解が深まります。面接カードの志望動機も書きやすくなります。さらに、現場の職員と関わることができたり、採用担当者に顔や名前を覚えてもらえることもあります。もしかしたらその採用担当者が面接官だったりするかもしれません。そうなれば、二次試験は有利になること間違いなしです。

 

こちらが人事院の説明会についてのサイトです⇒https://www.jinji.go.jp/saiyo/event/event.html

【まとめ】

 

 

今回は以上です。

官庁訪問について詳しく説明したいところですが、ここでお話するとそれだけでとても長い文になってしまうので違う記事で書きますね。

 

今回は以上です。

 

それではさようなら(ヾ(´・ω・`)

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