今回は、政治学の参考書ナンバー1と政治学で満点を取るための勉強法をみなさんに紹介します。
また、公務員試験の政治学の難易度、出題数、各試験種別の勉強法をみなさんにお伝えしたいと思います。
目次
政治学ってどんな科目?
○政治学とは文字通り、「過去にどんな政治が行われたきたか」を勉強する科目です。日本の政治だけではなく、世界の政治についても勉強します。
○暗記量が多い科目です。後回しにしすぎると試験までに間にあいませんので注意してください。
○専門科目の試験でありながら、教養試験の社会科学の政治として出題されます。
○世界史・行政学・社会学と重複する分野があります。政治学を勉強するだけで行政学や社会学の対策にもなります。一石二鳥、三鳥です。
政治学の出題数
国家一般職 | 国税専門官 | 財務専門官 | 労基監督官A | 裁判所一般職 | 特別区 | 都庁1A | 地方上級全国型 | 地方上級関東型 | |
政治学 | 5 | 3 | 3 | × | × | 5 | 記述 | 2 | 2 |
国家一般職と特別区は5問も出題されますね。
これらの試験種を受験する人は対策必須ですね。
政治学の難易度
国家一般職 | 国税専門官 | 財務専門官 | 労基監督官 | 裁判所一般職 | 特別区 | 都庁 | 地方上級全国型 | 地方上級関東型 | |
政治学 | 3 | 2 | 2 | × | × | 1 | 記述 | 1 | 1 |
表の見方
○難易度は1~3の数字で表しています。数字が低いほど簡単であることを意味しています。(1:かんたん/2:ふつう/3:むずかしい)
○あくまで、この難易度は私個人の印象です。
○国家一般職
⇒年度によって難易度は異なりますが、基本的に激ムズです。重箱の隅をつつくような細かい内容が出題されたり、超マイナーな人物が問題に出題されたりします。実際の私の体験談なのですが、1年も勉強したのに「だれだこいつは!!!」と思うような人物が連続して問題に出てきました。
また、政治学の内容が単体ではなく、行政学と社会学の内容が絡み合って出題される傾向にあります。よって、政治学の勉強だけで5点を取るのは不可能です。国家一般職で、政治学を武器として使用したいなら、行政学と社会学の勉強もしなければいけません。問題を制作している先生が変わらない限りこの傾向は変わらないでしょう。
○国税専門官、財務専門官
⇒国家一般職ほどではありませんが、難易度が高いです。国家一般職同様、政治学だけの知識では解くことができないような問題が出題されることがあります。
○特別区
⇒公務員試験の政治学のなかでも、特別区は楽勝です。特別区志望の人は、必ず勉強しましょう。細かい問題はほとんど出題されません。スー過去で勉強していれば満点も狙えます。また、特別区は問題選択制なので、わからない問題は最悪スルーすればいいだけです。
政治学の勉強法と参考書
(1)【まるごとパスワードneo】を一読する。
【行政5科目まるごとパスワードneo】で政治学の全体像を把握しましょう。政治学は行政学、社会学の基礎になる重要科目なので、なるべく早い時期から勉強を始めましょう。
(2)公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 政治学 (『新スーパー過去問ゼミ5』シリーズ)で問題演習をしましょう。
問題を解いたら必ず復習をしましょう。具体的には、一週間で同じ問題を3回解けば大丈夫です。3回復習したあとも定期的に問題を解きましょう。
まとめ
(1)行政5科目まるごとパスワードneoを一読します。
(2)スー過去でインプットとアウトプットをします。
(3)次の日、前日にスー過去で解いた問題をもう1回解く。
(4)定期的に復習をしながら、(1)~(3)の手順を繰り返す。
(5)すべての問題が解けるようになるまでスー過去を解きまくる。3回連続で正解した問題は解くのをやめてください。本番でも正解できる力が身についているので、確認する程度で大丈夫です。あくまで連続3回ですからね。1回でも間違えたらリセットです。