【労働基準監督官をはじめから説明】全国転勤の時代は終わった?

 

 

どうも!あやんぼ(あやんぼのTwitterはこちらへ)です。

 

今回は【労働基準監督官をはじめから説明】全国転勤の時代は終わった?というテーマです。

 

あやんぼ
労働基準監督官は全国転勤だと思っている人はいませんか?

 

結論から言うと今はそうでもありません。

 

当記事では、労働基準監督官の勤務地や転勤事情に加え、仕事内容、試験の概要、倍率などまで説明しています。

 

この記事を読み、労働基準監督について今のうちから理解しておきましょう。

 

【労働基準監督官とは】

労働基準監督官は簡単に説明すると、あらゆる職場に立ち入り、悪質な企業に対して指導を行い、働く人の安全や健康を確保するために働きます。

 

また、労働災害にあわれた人に対する労災補償の業務も行います。

 

ちなみに、労働基準監督官は厚生労働省の専門職員です。

 

【労働基準監督官の仕事内容】

 

あやんぼ
ここからは労働基準監督菅の仕事についてもっと詳しく説明していきますよ!

 

監督指導業務

労働基準に関係する法律に基づいて、定期的にまたは労働者からの相談をきっかけに職場に立ち入り、労働者の労働条件や健康管理状況について調査し、法律違反が認められた場合には、その是正のための行政指導を行います。

 

また、危険性の高い機会や設備については、その場で使用停止などを命ずる行政処分を行うこともあります。

 

災害調査業務

工場や工事現場で死亡災害などの労働災害が発生した場合、災害現場に行って災害の状況や原因について調査を行います。また、再発防止のために指導も行います。

 

災害調査の際に、死体を見なければならないこともあります。なかなかショッキングですよね。労働基準監督官になるにはある程度のメンタルが必要かもしれません。

 

とは言っても、医者なんかも死体をたくさん見る機会がありますが、そのうち慣れてしまうとよくいいますよね。それと同じで慣れてしまえば、大丈夫なのかもしれません。

 

あまり慣れたくはありませんけどね(笑)

 

司法警察業務

監督指導の結果、重大・悪質な事案については、司法警察官として、刑事訴訟法に基づき、取り調べなどの任意捜査や、捜索・差押、逮捕などの強制捜査を行い、検察庁に送検します。

 

安全衛生業務

労働災害を防止するために、労働災害の発生状況の把握・分析を行います。

 

そして、労働災害を発生させた事業者に対し、同じような災害を発生させないように指導をします。

 

また、労働安全衛生法に基づいて、一定の機械の設置などを行うために届けられた計画の審査も行います。

 

労働補償業務

仕事で起きた事故または通勤途中での怪我、障害、死亡などに対して、必要な保険金給付を行うために被災者や関係者から聴きとりを行います。

 

そして、必要に応じて主治医や専門家から意見を求めた上で審査を行います。

 

【労働基準監督官の試験日程】

 

あやんぼ
こちらは2019年に行われた試験日程です。2020年に試験も同じような日程で試験が行わると予想されます。

 

日程 備考
受験案内配布 2月1日
申込受付期間 3月29日~4月10日 受付はインターネットのみ。
1次試験日 6月9日 国税専門官、財務専門官と同日程なのでこれらを試験種の併願はできない。
1次試験合格発表日 7月2日
2次試験日 7月16日~18日 1次試験合格通知書に面接日が記載されています。
最終合格発表日 8月20日

 

 

【労働基準監督官の配点】

基礎能力(教養試験) 専門択一 専門記述 人物試験
2/7 3/7 2/7

 

国税専門官、財務専門官同様に専門択一試験の配点がすこし高いですね。

 

それよりも重要なのが、面接試験においては得点がつかないということです。

 

つまり、合格か不合格の2択しかないということですね。

 

また、1次試験の合格は、基礎能力試験(教養試験)と専門択一試験の結果によって決まります。記述試験は最終合格者をの決定に反映されます。

 

【労働基準監督官の勤務地・転勤事情】

 

あやんぼ
以前は全国転勤が当たり前と言われていた労働基準監督官でしたが、制度が変更になり全国転勤がほぼなくなりました

平成31年度採用から制度が変更になりました。

 

以前の労働基準監督はブロック採用が行われていました。たとえば、関東で採用されたら関東のどこにでも転勤がありました。このため、各地を転々とし、ある程度してから定着局が決まっていました。

 

しかし、その制度も今はなくなりました。

 

採用後、3年目と13年目に各2年間、採用された労働局以外の労働局へ異動しますが、その他の期間は、採用された労働局内の労働基準監督署(労働局を含む)をおおむね2~3年ごとに異動することになります。

 

これは、労働基準監督官の採用試験パンフレットにもしっかりと書いてあります。

 

つまり、転勤はありますが全国転勤ではないということです。

 

たとえば、東京労働局で採用されたら基本的には東京労働局内の労働基準監督署を2~3年のペースで異動することになります。

 

やっと労働基準監督官にもワークライフバランスという概念が反映されてきたのかもしれませんね(笑)

 

ちなみに古いサイトやブログだと、「労働基準監督官は全国転勤だ」と説明している可能性があるので注意しましょう!

 

まあ、原則として、採用から3年目と13年目のときに採用された労働局以外に異動になるので、そういう意味では間違いではないですけどね!

 

労働基準監督官についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの方の【労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ】を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

こちらのブログにも、労働基準監督官の制度が31年度採用から変更になったことが書かれています。

 

労働基準監督官についての情報がとても豊富なブログなので、おそらく現職の人が書いているブログだと思います。(間違っていたらすみません(´Д`;))

 

 

【労働基準監督官の筆記試験】

筆記試験の概要

試験種目 試験方法 試験時間 特徴
基礎能力試験(教養試験) 40問必須解答 140分
専門択一試験 48問中40問選択解答 140分 12問必須解答(労働法7問、労働事情5問)

36問中28問選択解答(憲法、行政法、民法、刑法、経済学、労働経済・社会保障、社会学)

専門記述試験 2問中2問必須解答 120分 2問必須解答(労働法、労働事情)

 

※試験科目が特殊ですね。労働基準監督官のみでしか出題されない科目もあります。併願先にするるのは微妙ですね。私なら国税専門官を併願先にしますね。

 

基礎能力試験(教養試験)の出題科目

科目 出題数
数的推理 4
判断推理 7
空間把握 2
資料解釈 3
現代文 6
英文 5
世界史 1
日本史 1
地理 1
思想 1
物理 1
化学 1
生物 1
法律(社会科学) 2
経済(社会科学) 1
時事 3
合計 40

 

専門択一試験の出題科目

科目 出題数
憲法 4
民法 5
行政法 4
刑法 3
労働法 7
ミクロ経済学 5
マクロ経済学 4
経済事情 4
労働経済 3
社会学 2
社会保障 2
労働事情 5

 

【労働基準監督官の面接試験】

形式 試験時間 特徴
個別面接

面接官:受験生=3:1

約15分 試験時間が短いゆえに、面接カードに沿った内容の質問がほとんどです。

職業柄、メンタルの強さ、ストレス耐性を確認する質問が多いです。

 

【労働基準監督官の倍率】

年度 採用予定者数 申込者数 受験者数 1次試験合格者数 最終合格者数 倍率
平成311年(令和元年) 200 2703 調査中 1111 379 調査中
平成30年 210 3156 1718 1043 396 4.3
平成29年 185 2835 1567 841 339 4.6
平成28年 160 2878 1484 668 282 5.3
平成27年 160 3148 1446 607 298 6.1

 

※表が見切れている場合は、スマホを横にしてみてください。

【まとめ】

 

私は労働基準監督になったら一生全国転勤と付き合わなければいけないと思っていましたが、そうではなかったです。

 

国民の労働環境を整える仕事に興味がある人は、労働基準監督官を目指してみてはいかがでしょうか。

 

今回は以上です。

 

それではさようなら(ヾ(´・ω・`)

 

 

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