こんにちは、元特別区職員のあやんぼです。
特別区の有給休暇は20日ありますが、1年目でも有給休暇を取ることができるかどうか気になりますよね。もしかして、有給が取りづらい雰囲気なのではないかと不安を抱いている人もいるかもしれません。
私の場合は、有給休暇をしっかりと取得することができましたし、取りづらい雰囲気などは全くなく、むしろ休みたいときに休めました。
しかし、これはケースワーカーの場合なので、配属される部署によって多少は違います。
もうすこし、公務員の有給事情について深堀していきましょう。
目次
公務員の有給事情【1年目で有給は取れる?】
1年目からでも有給をとることができます。新規採用者は、4月から10月までの半年間は仮採用期間ですが、この期間でも有給をしっかりと取得することができます。
有給は取りづらい付け囲気?
気になりますよね。私も入区前は気にしていました。
結論をいうと、取りづらい雰囲気ではありませんでした。
むしろ、有給を取りやすい雰囲気でした。
パソコンの中に係員で共有できるカレンダーがあるのですが、そのカレンダーに「休み」と書いておけばそれで休みの予約が完了します。あとは、休む日の前日の朝会で、「あしたお休みします。」というだけです。
また、風邪などの際も当然有給をとることができます。どうしても、自分がいなければいけない仕事があるときなどは別ですが、LINEで連絡をすれば休むことができます。
LINE連絡OKっていうのがいいですよね(笑)
電話だと就業開始時間の8時30分まで電話がつながりませんし、電話で連絡されるとその時間は仕事をすることができないです。
しかし、LINEなら8時30分前に連絡をすることができますし、電話で仕事を遮られることもありません。
ただ、これは係によって違いがあり、LINEではダメなところもあります。係長の方針次第ですね。
どちらにせよ有給が取りづらいと感じたことは1度もありませんでした。
有給はどのくらい消化できる?
特別区の有給は20日間あります。使いきれなかった分は翌年に持ち越されます。
では、1年目は有給を何日間取得できるのか。
私は12、13日ぐらい有給を取得しました。(あいまいですみません。)
だいたい月に1回有給を使うという感じです。それに加えて、夏休み(5日間)を7月~9月の間に取ります。ちなみに、夏休みは絶対に取らないといけないので、9月ごろに夏休みが5日間残っていると上司から怒られます。
休まないと怒られるなんて幸せなことですよね(笑)
しかしさすがに、1年目から20日フルで有給をとることはできません。
制度的に可能ですが、周りからやばい人認定されてしまいます。
私が知る限りでは、同期で1年目から15日有給を消化した人がいました。
つまり、1か月に1日から2日休んでいるということです。ほんとに、このへんに関して公務員はすごく恵まれているとおもいます。
もちろん、2年目からは1年目以上に有給を消化しました。
正直、有給がどのくらい取得できるかというのは配属される部署によるところが大きいです。
忙しい部署に配属されたら、必然的に有給取得率は下がります。なぜなら、休んでいたら仕事がどんどん溜まっていってしまうからです。
もしも、忙しい部署に配属されたら、次の異動まで我慢するだけです。(だいたい3年~5年ぐらいで異動)
有給は何連休まで許される?
私の場合は2連休まででした。正確には、3連休に2連休をくっつけて5連休にしました。
ただ、みんな考えることは同じで、3連休に有給をつなげたがるので競争がやや激しいです。(笑)
ちなみに、2年目は海外旅行のため3日連続で有給を取得しました。
また、新婚旅行とかで特別な場合は2、3週間休むこともできますよ!
私の職場の先輩は3週間ハワイに行っていました。
ちなみに、ある係の係長は毎年海外旅行に行くために2週間いなくなります。
えらくなると自由の幅が広がります。残された係員は悲惨でしたけどね(笑)
有給が取りづらい時期
1年目に限らずですが、4月と3月は有給を取りづらいです。異動に伴い仕事の引継ぎがあったり、ほかにもやることがいろいろ出てきます。これはどの部署も例外なく同じです。
そのほかは部署によりけりです。
ケースワーカーの場合は、4月と3月を除いて有給が取りづらい時期はありませんでした。というか、取りづらいというだけで有給が取れないわけではありません。
実際、私は4月も3月も有給を取得しました。ただし、4月の下旬になって落ち着いてきた頃と3月上旬の忙しくなる前に取りました。
ちなみに、1年目の4月は風邪で有給を取りました。なんとも情けない話です。
まとめ
公務員の有給事情について理解できましたでしょうか。
あくまで特別区に限っての話ですが、有給は取りやすいと感じました。
さすが、公務員ですよね。ちなみに、私は自由な働き方がしたいと思い公務員を退職しましたが、休みは公務員時代より少なくなりましたし、安定とはほど遠いところにいます。
今では、公務員のワークライフバランスが少し羨ましいです(笑)
今回は以上です。
それではさようなら!