【2021年も当てます】裁判所事務官の憲法記述の予想テーマを発表

 

「裁判所事務官の試験を受験するから、憲法の記述試験で出題される予想テーマが知りたい。」

 

こんな悩みを抱えている人はいませんか?

 

こんにちは、あやんぼです!

2020年に行われた裁判所一般職の記述試験は、なんとか予想が的中しました!

 

フォロワーさんからもこんな感じのお便りが届き、うれしい限りです('ω')

 

 

なので、来年の記述試験のテーマも予想しちゃおうかなと、はりきっているわけであります。

でも、そういうときって、外れるたりするんですよね…

 

しかし、裁判所事務官の問題は、予想が絞りやすいので、きっと大丈夫だと思います!(きっとね)

それでは、早速ですが、予想テーマを発表します!

 

この記事を読むメリット
  • 2021年の裁判所事務官で出題される憲法記述試験のテーマの予想を知ることができる。
  • 過去に出題されたテーマを分析し、自分でも出題予想を考えることできる。
  • 裁判所事務官一般職試験で、過去に出題された問題文を見ることができる。
  • 記述試験の勉強方法を知ることができる。

 

裁判所事務官の憲法記述の予想テーマ

2020年の試験では、人権から「外国人の人権」が出題されました。

2021年度は、「人権」と「統治」、どちらからの出題も考えられますので、両方とも準備しておきましょう!

 

人権の予想

 

人権の予想
  • 生存権
  • 法の下の平等
  • 労働基本権

 

統治の予想

 

統治の予想
  • 衆議院の優越
  • 国政調査権
  • 条例制定権

 

予想の根拠

ここ数年、裁判所事務官の記述試験は、過去に出題されたテーマを繰り返し出題しています。

たとえば、こんな感じ。

過去の出題
  • 令和二年:外国人の人権(平成3年と平成19年に出題済み)
  • 令和元年:司法権の独立(平成15年に出題済み)
  • 平成30年:職業選択の自由・営業の自由(平成5年に出題済み)
  • 平成29年:表現に自由の限界(平成16年に出題済み)
  • 平成28年:違憲審査権(平成6年と平成12年に出題済み)
  • 平成27年:財産権の保障・損失補償(平成2年と平成11年に出題済み)
  • 平成26年:唯一の立法機関(平成8年に出題済み)
  • 平成25年:教育を受ける権利(過去に出題なし)
  • 平成24年:信教の自由・政教分離(過去に出題なし)
  • 平成23年:司法権(平成9年に出題済み)
  • 平成22年:裁判の公開(過去に出題なし)
  • 平成21年:法の下の平等(平成14年に出題済み)

平成25年、24年、22年は、過去に出題されたことがないテーマが出題されました。

しかし、それ以外の年度は、過去に出題されたことがあるテーマが出題されています。

 

特に、26年から令和2年は、過去のテーマの繰り返しです。

ですので、2021年の試験も、過去のテーマの繰り返して出題してくる可能性が高いと判断しました。

 

それでは、予想テーマそれぞれについて、「なぜ、このテーマを選んだのか」を説明しますね!

 

生存権

「生存権」は、平成13年に出題されたことがあります。

また、東京都、国税でも出題されたことがあるので、怪しいです。

 

法の下の平等

「法の下の平等」は、平成14年と21年に出題されたことがあります。

また、東京都Bでも平成16年と平成25年に出題されているので、出題しやすいテーマであると言えます。

 

労働基本権

「労働基本権」は、平成25年に出題されています。

「まだ、出題されたばかりだから出ないでしょ?」と思った人もいますよね。

 

しかし、過去に、「国政調査権」は、平成4年と10年に出題されています。
あいだは、6年です。

また、「違憲審査権」についても、平成6年と12年に出題されており、こちらもあいだは、6年です。

「法の下の平等」についても、平成14年と21年に出題されており、あいだは、7年です。

 

つまり、「労働基本権」も出題される可能性が充分にありえるということです。

 

衆議院の優越

「衆議院の優越」は、平成20年に出題されました。

もう、いつ出ても不思議ではないと思います。

 

国政調査権

統治が出題されるとしたら「国政調査権」が出題される可能性は高いと思います。

理由は、以下のとおりです。

 

まずは、平成4年と10年に出題されていること。
そして、他の試験種でも出題歴が多いこと。
出題しやすいテーマなんだと思います。

 

東京都Bでは、平成11年と27年に出題。

特別区では、平成11年に出題。(特別区は、過去に専門記述試験を採用していました)

国税専門官では、平成8年と17年に出題。

 

出る可能性は、まあまあ、ありそうですね!

 

条例制定権

「条例制定権」は、平成18年に出題されました。

また、東京都Bでは、平成24年に出題。

国税専門官では、平成6年と21年に出題。

こちらも、出る可能性はありそうですね。

 

記述試験の勉強方法

裁判所の記述試験の試験時間は60分。

理想は、1000字ぐらいです。

 

参考書や勉強法は、こちらの記事を参考にしてみてください。

自分でも予想できる【過去のデータ一覧】

あなた自身でも予想できるように、過去のデータをまとめておきました。

私の予想が外れたとき、責任を逃れるためであります。

裁判所の志望度が高いあなたは、なるべく多くのテーマを準備しておくといいかと思います。

 

内容 東京都 特別区 国税 裁判所
全文 4
国民の義務 10
私人間効力 26 14
外国人の人権 2/13/28 15 9 3/19
法人の人権 3
新しい人権 19/27 17
プライバシー権 14 17
環境権 17/30 12
法の下の平等 16/25 2 14/21
信教の自由・政教分離 6 20/29 24
表現の自由・知る権利 8 13
報道の自由 14
表現の自由の限界 22 19/24/25 16/29
検閲の禁止 7
集会の自由 23
通信の秘密 15
学問の自由・大学の自治 20/令和元
職業選択の自由・営業の自由 9 5/22/28 5/30
財産権の保障・損失補償 10/20 9 13 2/11/27
生存権 23 8 4 13
教育を受ける権利 4 11
労働基本権 25
適正手続きの保障 16
権力分立 令和元
唯一の立法機関 8/26
委任立法 15
立法権の意義と範囲 3
衆議院の優越 令和元 20
条約の締結と修正 7
議員の権能と特権 2/16/19
衆議院の解散・議院内閣制 20 26/30
国政調査権 11/27 11 8/17 4/10
内閣の権能・独立行政委員会 12 10
司法権 9/23
司法権の独立 19 7 7 15/令和元
裁判の公開 22
違憲審査権 5/21/29 18 3/18 6/12/28
財政民主主義・租税法律主義 6 5/14
予算と法律の関係 18
地方自治 3 6/21
条例制定権 24 6/21 18
憲法改正 12

 

裁判所事務官で過去に出題された問題文一覧

 

白ちゃん
どんな問題文か気になる人もいるはずと思いましたので、過去の問題文も載せておきますね!
過去の出題
  • 令和元年 司法権の独立の意義及び趣旨を述べた上で、その憲法上の現れについて論ぜよ。
  • 平成30年 職業選択の自由の意義について説明した上、職業選択の自由に対する規制の合憲性を判定する基準について論ぜよ。
  • 平成29年 表現の自由に対する制限(検閲を除く。)の合憲性を判定する基準について論ぜよ。
  • 平成28年 付随的違憲審査制について論ぜよ。
  • 平成27年 財産権の保障について論ぜよ。
  • 平成26年 「国の唯一の立法機関」について論ぜよ。
  • 平成25年 労働基本権について論ぜよ。
  • 平成24年 政教分離原則について論ぜよ。
  • 平成23年 法律上の争訟について説明した上、法律上の争訟に当たらないとされる具体的な例について論ぜよ。
  • 平成22年 裁判の公開について論ぜよ。
  • 平成21年 法の下の平等の意味について簡単に説明した上、平等原則違反の違憲審査基準について論ぜよ。
  • 平成20年 衆議院の優越について論ぜよ。
  • 平成19年 外国人の人権享有主体性について簡単に説明した上、外国人の参政権について論ぜよ。
  • 平成18年 地方公共団体の条例制定権とその範囲及び限界について論ぜよ。
  • 平成17年 「新しい人権」について論ぜよ。
  • 平成16年 表現の自由の制限に関する違憲審査基準について論ぜよ。
  • 平成15年 司法権の独立について論ぜよ。
  • 平成14年 選挙権平等について論ぜよ。
  • 平成13年 生存権について論ぜよ。
  • 平成12年 違憲立法審査権について論ぜよ。
  • 平成11年 財産権の保障について説明せよ。
  • 平成10年 国政調査権について論ぜよ。
  • 平成9年 司法権の範囲と限界について述べよ。
  • 平成8年 憲法41条は国会は国の唯一の立法機関であると定めている。その意味について説明せよ。
  • 平成7年 検閲の禁止について論ぜよ。
  • 平成6年 違憲判決の効力について論ぜよ。
  • 平成5年 営業の自由について論ぜよ。
  • 平成4年 国政調査権について論ぜよ。
  • 平成3年 基本的人権の享有主体性について論ぜよ。
  • 平成2年 財産権の保障について論ぜよ。
  • 平成元年 日本国憲法における三権分立について述べよ。

 

まとめ

今回紹介した、2021年の憲法記述の出題予想は、以下のとおりです。

 

人権の予想
  • 生存権
  • 法の下の平等
  • 労働基本権

 

統治の予想
  • 衆議院の優越
  • 国政調査権
  • 条例制定権

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました!

他にも、公務員試験についての記事を書いていますので、よかったら読んでみてください!

それでは、さようなら!

 

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