【物理の勉強法】計算がダメでも暗記だけ得点できる可能性あり。

 

突然ですが、みなさんに言いたいことがあります。

 

 

「物理を捨てないでください!!」

 

 

物理といえば、ややこしい計算問題が多くて、むずかしいというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

 

しかし、公務員試験に出題される物理の問題は、計算問題ばかりではありません。かんたんな知識問題も出題されますし、計算問題の中にも比較的やさしい問題が出題されることもあります。

 

この記事では、そんな物理の勉強法を紹介していきます。

 

また、各試験種の物理の出題傾向についても説明していきますね。

 

【物理の勉強法】公務員試験の物理の特徴

 

(1)難易度

1問あたり3分程度で解ける基本的な問題ばかりです。ちなみに、最近は「知識の」広さを求められる問題が出題されています。

 

(2)よく出る問題

 

計算問題:力のつりあい、等加速度直線運動、エネルギーと仕事、衝突に関する問題がよく出ます。波動や回路に関する出題も多いです。計算のレベルは比較的やさしいです。

 

知識問題:音や光などの波に関する問題が多く出題されています。最近は、エネルギーを中心として、熱や磁場、原子などの問題も多いです。

 

(3)あまり出ない問題

円運動、単振動、電場などの物理の難所と言われている分野はほとんど出題されていません。理系学生または物理が得意な人以外は捨て科目にしましょう。コスパが悪いです。

 

【物理の勉強法】公務員試験の物理の出題範囲

(1)国家一般職(大卒程度・行政)

 

平成23年までは2問出題されていました。平成24年から1問出題されています。力学の出題が多い傾向です。

 

 

過去の出題歴

平成30年 原子物理(核反応)

平成29年 電磁気(電磁誘導の法則)

平成28年 力学(力と仕事)

平成27年 熱力学(比熱と熱平衡)

平成26年 力学(浮力とばねのつりあい)

平成25年 電磁気(直流回路:合成抵抗と消費電力)

平成24年 力学(ばねと棒のつりあい)

平成23年 熱力学(熱気球)・力学(等加速度直線運動、運動方程式)

平成22年 力学(力のモーメント)・力学(力学的エネルギー保存則)

平成21年 力学(力学の法則に名称)・力学(x-tグラフ、a-tグラフ)

平成20年 力学(物理現象)・熱力学(蒸気圧の定性的な考察)

 

(2)東京都1B

 

40問中1問出題されます。必須回答です。力学の問題が多いです。電磁気学は計算問題ではなく、知識問題ばかり出題されています。また、平成27年から新方式、一般方式の2つの試験方式ができました。

 

 

過去の出題歴

平成30年 新方式:出題なし/一般方式:電磁気学(交流の知識問題)

平成29年 新方式と一般方式/電磁気学(電磁波)の知識

平成28年 新方式:力学(仕事と仕事率)、一般方式:力学(力学的エネルギー保存則)

平成27年 新方式:力学(密度と浮力)、一般方式:電磁気学(磁場の知識問題)

平成26年 熱力学(比熱と熱容量)

平成25年 原子物理(放射性元素)

平成24年 力学(滑車と力のつりあい)

平成23年 力学(衝突、運動量保存則と反発係数【はねかえり係数】)

平成22年 力学(等加速度直線運動、物体の自由落下)

平成21年 電磁気学(電磁誘導の法則)

平成20年 波動(電磁波の性質の知識問題)

 

(3)特別区(事務)

 

2問出題されますが、選択回答制です。平成25年までは3問出題されていました。

 

過去の出題歴

平成30年 熱力学(比熱)・電磁気(直流抵抗回路)

平成29年 力学(衝突)・電磁気(電圧計と抵抗)

平成28年 力学(等加速度運動:落下)・電磁気(コイルのエネルギー)

平成27年 力学(放物運動)・電磁気(電磁気)の知識問題

平成26年 力学(力学的エネルギー)・波動(弦の基本振動数)

平成25年 力学(円すい振り子の周期)・波動(ドップラー効果)・電磁気(分流器の抵抗)

平成24年 力学(2次元衝突、運動量保存)・波動(レンズの公式)・電磁気(直流抵抗回路)

平成23年 力学(力のモーメント)・波動(波の干渉)・波動(直流抵抗回路)

平成22年 力学(等加速度運動)・波動(気柱の共鳴)・電磁気(ジュールの法則知識)

平成21年 力学(床面衝突、反発係数)・波動(レンズの公式)・電磁気(直流抵抗回路)

平成20年 波動(ドップラー効果)・電磁気(クーロンの法則)

 

 

(4)国税専門官

 

平成24年からは1問出題されています。必須回答です。

 

 

過去の出題歴

平成30年 波動(音、光の知識問題)

平成29年 力学(力学的エネルギー)

平成28年 力学(等加速度直線運動:v-tグラフ)

平成27年 波動(正弦波、重ね合わせ)

平成26年 電磁気(抵抗とジュール熱)

平成25年 力学(ばねと力のつりあい)

平成24年 力学(浮力の定性的考察)

平成23年 力学(衝突と運動量保存則、はねかえり係数)・波動(光波の知識問題)

平成22年 力学(等加速度直線運動、はねかえり係数)・波動(ドップラー効果)

平成21年 力学(運動方程式)・原子物理(電子と原子)

平成20年 力学(等加速度運動)・波動(光波の反射と屈折)

 

(5)裁判所一般職(大卒程度)

 

40問中1問出題されます。必須回答です。力学を中心に、物理の広範囲の分野が出題されています。計算問題より知識問題が多いです。

 

 

過去の出題歴

平成30年 波動(音の知識問題)

平成29年 力学(浮力と密度、重さの関係)

平成28年 熱力学(熱と気体に関する法則の知識)

平成27年 電磁気学(磁場の定性的知識問題)

平成26年 力学(正誤問題・ばねはかりと天秤のちがい、浮力と水圧)

平成25年 波動(光波の知識問題)

平成24年 電磁気学(身の回りの電気関する知識問題)

平成23年 波動(波動の知識問題)

平成22年 力学(運動の法則の定性的考察)

平成21年 力学(エネルギーの知識問題)

平成20年 力学、熱力学(諸現象の定量的考察)

 

【物理の勉強法】公務員試験の物理の勉強法と参考書

 

(1)時間に余裕がある人のみで結構です

【改訂版 センター試験 物理基礎の点数が面白いほどとれる本 [ 鈴木誠治 ]】を使用して、先ほど説明したよく出る分野を集中的に勉強しましょう。時間がない人は、このステップを飛ばして大丈夫です。ちなみに、この参考書は辞書のように使いますので持っておいたほうが無難です。

 

 

(2)【2020年度版 上・中級公務員試験 過去問ダイレクトナビ 物理・化学 [ 資格試験研究会 ]】を使用します。

 

この問題集をこなしていけば、公務員試験の物理は8割得点できます。

 

1日目に勉強したら、次は3日目に復習、5日目に復習、10日目に復習というふうに勉強してください。

 

よく問題集を1周したら最初のページから戻って勉強をする人がいますが、効率が悪いのでやめましょう。記憶の定着率が悪いです。復習しながら次に進むようにしましょう。

 

ダイレクトナビだけでは理解できない問題が出てきたら、センター試験でおもしろいほど点数が取れる本でその都度確認してください。

 

【物理の勉強法】まとめ

 

以上の勉強法を継続していけば、物理を得点源にすることができます。また、特別区は物理が2問も出題されるので、特別区志望の人はとくに力を入れて勉強しましょう。

 

平成31年の出題歴は載せていませんので、各自で受験する自治体の過去問で確認しておいてください。

 

それではさようなら(ヾ(´・ω・`)

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