こんにちは、あやんぼです。
今回は「社会学の勉強法と参考書」についてです。また、社会学の特徴、社会学の出題数なども説明しています。さらには使わない方がいい参考書についても触れています。
目次
【公務員試験の勉強法】社会学の特徴
○政治学でもなければ、行政学でもないもの。それが社会学です。ほんとにこんな感じで社会学という科目は誕生しました。
○いろいろな科目の要素が絡みあうため、年度によって難易度が変わります。ときに地雷科目にもなるし、その逆もあります。
○政治学を勉強した後に、社会学を勉強するといいです。理由は、政治学を理解した後の方が、社会学も理解しやすいようになっているからです。
○勉強する時期は、年明けからで大丈夫です。
【公務員試験の勉強法】社会学の出題数
国家一般職 | 国税専門官 | 財務専門官 | 労基監督官A | 裁判所一般職 | 特別区 | 東京都1B | 地方上級全国型 | 地方上級関東型 | |
社会学 | 5 | 2 | 3 | 2 | × | 5 | 記述 | × | × |
○国家一般職は5問出題される。しっかりと勉強したいところです。しかし、国家一般職の社会学はその年によって難易度が激変します。もし、8科目ピッタリしか用意していないと地雷年に当たったとき痛い目をみてしまいます。
○特別区は5問出題されます。問題の難易度は比較的やさしいです。年によっては5問全て正解できることもあります。むずかしい問題が出題されても、問題選択制なので捨てればいいだけです。
○国家専門職(国税専門官、財務専門官、労基監督官A)も2~3問は出題されるので、社会学は捨てないで勉強することをおすすめします。
【公務員試験の勉強法】社会学の勉強法と参考書
(1)【行政5科目 まるごとパスワードneo】を一読する。
【行政5科目 まるごとパスワードneo】を一読して、社会学の全体像をつかみましょう。2日ぐらいでさっと読みましょう。
公務員試験一般職の社会学対策として
内容としては、要点がざっと網羅されているので分かりやすい。裏を返せば要点しかまとまっていないので深く勉強したい方には物足りない印象を受けるかと思います。
昨年の国家公務員試験一般職の社会学の設問について、社会学は本書でのみの対応でしたが、5問中5問正解することが出来ました。もちろん、その年の難易度等の関係でたまたま正解できた可能性もあり、真に理解し、万全だったとは到底思えませんが、5肢ある中で明らかに間違っている肢を切れたことで正答率が上がったのは間違いないと思います。
本書自体もコンパクトで試験前の短い時間に他の科目の知識も併せて最終確認出来る点も良いと思いました。
【公務員試験の勉強法】いらない参考書
【行政5科目 まるごとインストールneo】はいりません。
よくセットで購入してしまう人がいますが、この参考書は不要です。理由は、解説が最悪だからです。
こちらもクチコミを見てみましょう。
あえて購入する必要なし。裏ワザ大全の解説スタイルに近い危うい解説
結論的には本書は不要と感じた。既に他のレビュワーの方も指摘しているが、
解説はかなり主観的で、解答を知った上でのこじつけに過ぎないと感じる記述が多かった。
本書の解説のような「考え方」に慣れてしまうと他の科目にも悪影響を及ぼす危険性すらあるだろう。
イメージ的には「公務員試験マル秘裏ワザ大全」の解説スタイルに近い。
まるごとパスワードの出来が良いだけに残念。本書を使うとしたら、解説は無視して、
単に〇か×かの結論部分のみに着目した一問一答集としての活用だろう。
しかしながら、まるごとパスワードと追加して購入するほどの費用対効果は感じない。よほど時間がない方を除き、
まるごとパスワードとスー過去を併用する正攻法の学習法が無難だろう。
【公務員試験の勉強法】社会学のまとめ
(1)【まるごとパスワードneo】を一読して社会学の全体像を把握しましょう。
(2)【スー過去社会学】でひたすら問題を解きましょう。
(3)それぞれが受験する試験種の過去問を解いて、出題傾向を把握しましょう。