公務員試験の社会科学の参考書【教養試験のみの人向けです】

社会科学の勉強を教えてほしいです!!

社会化学は専門科目の対策をしていればカバーできるから大丈夫だよ!

私は教養試験のみで公務員試験を受験するから専門科目の勉強はしないんだけどなー

 

この女の子に共感した人は、このあとの記事も読みましょう!!

 

 

こんにちは、あやんぼです。

 

突然ですが、専門試験の勉強をしていれば、教養試験の社会科学の対策をしなくても、社会科学で得点できます。なぜなら、社会科学で出題される問題は、専門試験の基礎的な問題から出題されるからです。

 

しかし、公務員試験を受験するすべての人が、専門試験の勉強をするとは限りませんよね。

 

そこで今回は、「公務員試験を教養のみで受験する人のための社会科学の勉強法」についてお伝えしていきます。

 

記事の後半では、具体的な勉強法について説明しています。

 

社会科学はどんな問題が出題されるの?

 

法律・政治・社会(高校では「現代社会」)・経済から出題されます。

 

公務員試験予備校TACの科目説明を引用しました。

 

  • 社会科学【法律】

社会科学の法律では(1)憲法(2)基礎法学(3)その他の法律が出題されます。(1)憲法の内容は人権と統治(政治システム)です。人権では判例、統治では条文が出題されています。(2)基礎法学の内容は、法律の分類や解釈等です。(3)その他の法律では、裁判員制度や検察審査会といった司法制度改革にちなんだ出題が多いです。今後は民法改正も要注意です。ただ、出題数が多いのは圧倒的に(1)憲法です。憲法を中心に学習するようにしましょう。

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  • 社会科学【政治】

社会科学の政治では、各国の政治制度、選挙制度、国際政治などが中心的に出題されます。各国の政治制度では特に議院内閣制と大統領制の違いについて、選挙制度では日本の選挙や投票制度について、国際政治では国連の組織や主要な国際条約について出題されます。多数の時事問題が出題されますので、日々のニュースをおさえておくことも重要になります

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  • 社会科学【経済】

社会科学の経済は、ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学・経済史が出題されます。一部専門科目で出題されるような内容が散見されますが、基本的には高校で学ぶ「政治経済」の経済分野をイメージすると良いでしょう。また、時事的な要素も問われることもありますので、国際機関や国際会議など経済ニュースについては関心をもってフォローしましょう。

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  • 社会科学【社会】

社会科学の社会では、社会保障、労働問題、環境問題、消費者問題などが中心的に出題されます。対象とする範囲が非常に広く、制度の改変も多い分野であるため、日々のニュースをおさえておくことが重要となります。特に社会保障、労働問題など現代日本の重要な政策課題について中心的に学習しておくとよいでしょう。また論文対策としても役立つ内容が多い分野でもあります

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それぞれの試験種の社会科学の出題数

国家一般職 国税財務 裁判所一般職 労基監督官A 特別区 東京都1B行政 地方上級全国型 地方上級関東型 地方上級中部北陸型
法律 1 2 1 2 1 2 3 3 2
政治 1 × 2 × 2 × × 1 1
経済 1 1 2 1 × 1 3 3 2
社会 × × × × 1 × 6 6 5
時事 3 3 × 3 4 3

 

※地方上級は、社会と時事が同じ枠で出題されます。

 

教養のみで公務員試験を受験する人の社会科学の勉強方法

 

  • 【法律・政治・社会】
過去問で対策をするのが1番効率的です。インプットの情報量が少ないスー過去ですが、社会科学で出題される問題は超基礎的なことですので、スー過去のレジュメで十分対策が可能です。しかし、経済においてはもう少し詳しい解説が欲しいので、このあとおすすめな参考書を紹介します。
  • 【経済】
(1)社会科学の経済の勉強には、【公務員試験最初でつまずかない経済学】シリーズを使用します。
こちらの画像をご覧下さい。
右上に、【教養】、【専門】と記載されていますよね。この【教養】と書いてあるページのみを学習すれば、オーバーワークにならず効率的に社会科学を勉強することができます。
この参考書はとても解説が詳しく、私自身予備校の講義ではなく、こちらの参考書を利用して勉強をしていました。しかし、解説を詳しくするために問題量は少なくなっています。そのデメリットは、スー過去で補うので大丈夫です。デメリット以上に、メリットが大きい参考書なのでオススメです。
ミクロの勉強方法も同じです!
(2)スー過去で問題を解きまくる。
【公務員試験最初でつまずかない経済学】を3周程度したら、スー過去でひたすら問題を解きましょう。これで社会科学の経済の対策はバッチリです。

【教養のみの社会科学の勉強法】まとめ

 

以上が、【公務員試験】で【教養のみ】を受験する人のための【社会科学】の【勉強法】でした。
社会科学の勉強法のミスとしては、専門科目の範囲まで勉強してしまい、オーバーワークになってしまうことです。しかし、今回お伝えした勉強法ならそのミスを回避できます。
今回は以上です。
ちなみに、時事の勉強法は公務員試験の時事対策【新聞の読み方・新聞社・参考書】で解説しています。
それではさようなら(ヾ(´・ω・`)
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