【公務員試験の内容】公務員試験とはどんな試験?

 

 

こんにちは、あやんぼです。

 

今日は、【公務員試験の内容】ついて、ざっくりと説明したいと思います。

 

この記事を読むことで、公務員試験のパターンが見えてきます。

 

目次

【公務員の試験内容】おおまかな試験の種類

 

まず、公務員試験は大きく分けると次の3つに分けられます。

 

1)択一試験

⇒教養択一試験と専門択一試験の2種類があります。

 

(2)記述試験

⇒教養論文試験と専門記述試験の2種類があります。

 

(3)面接試験

⇒個別面接、集団面接、集団討論の3種類があります。また、試験種によっては、グループワークやプレゼンテーションなどが課される場合もあります。

【公務員の試験内容】教養択一試験

 

教養択一試験は、以下の科目があります。

 

○数的処理

⇒数的処理(数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈)は、ほぼ全ての試験種で出題されます。

しかも、教養択一試験全体の3割~5割を占めています。

 

この科目は、問題を解く力が身につくまで時間がかかります。

 

数学が得意な人は問題ありませんが、苦手な人は最低でも6ヶ月は勉強したいところです。

 

○文章理解

⇒現代文、古文、英語が出題されます。

 

出題数は試験種によりますが、概ね10問前後です。

 

難易度はセンター試験程度です。

 

古文については、地方上級、市役所、国立大学法人で出題されますが、出題数は1問です。

 

大学受験で古文の勉強をしていない人は、捨て科目にしてもいいです。

 

実際に私は捨て科目にしました。

文章理解の勉強法はこちら

 

○人文科学

⇒世界史、日本史、地理、思想、文学から出題されます。

 

出題数はそれほど多くはありません。しかし、世界史や日本史は学習範囲が広いので、受験生の中には捨て科目にする人がいます。実際に、私も世界史と日本史は捨てました。

 

逆に、思想、文学は学習範囲が狭いので、少ない勉強時間で攻略できます。おすすめです。

 

○自然科学

⇒数学、物理、化学、生物、地学が出題されます。

 

数学は、得意な人以外は捨ててください。

 

地方上級、市役所、国立大学法人でしか出題されません。しかも、1問です。

 

苦手な人が勉強しても無駄です。他の科目に時間を割いてください。

 

生物、地学は勉強しましょう。暗記するだけです。

 

物理、化学を捨ててしまう人がいますが、全部捨てるのはもったいないです。

 

物理、化学も知識の暗記だけで得点できる分野があります。

 

拾えるところは拾いましょう。

 

○社会化学

⇒専門科目(法律、政治、経済、社会)の基礎的知識を問う問題が出題されます。

 

実は、この科目は特に対策する必要がありません。

 

なぜなら、専門択一試験の勉強をしていれば、社会化学の問題を解ける力が身に付くからです。

 

【公務員の試験内容】専門択一試験

 

専門試験は大きく分けて次の3つに分けられます。

 

○法律系

⇒憲法、民法(総則・物件)、民法(債権・親族・相続、)行政法、刑法、労働法、商法から出題されます。

 

この中で特に重要なのが、憲法、民法、行政法です。

 

これらは多くの試験種で出題されます。また、出題数も多いので優先的に勉強するようにしましょう。

 

ちなみに、私は商法、労働法は捨て科目にしました。

 

 

○経済系

⇒ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学から出題されます。

 

計算が苦手だという理由で捨て科目にしてしまう人がいますが、それはあまりおすすめできません。

 

たしかに、経済学はむずかしい科目です。

 

問題が解けるようになるまで時間がかかります。

 

しかし、どこで差がつくかと言ったら経済学なんです。

 

経済学は多くの試験種で出題され、かつ出題数も多いです。

 

捨て科目にした時点で、公務員試験合格というハードルは、限りなく高いものになってしまいます。

 

○政治系

⇒政治学、行政学、社会学、経営学、会計学、社会政策、国際関係などから出題されます。

 

これらの科目をすべて勉強する必要はありません。

 

どの種類の公務員になりたいかによって、必要な科目は変わります。

 

自分に必要な科目だけ勉強すればいいのです。

 

個人的には、政治学、行政学、社会学はさまざまな試験種で出題されるので勉強することをおすすめします。

【公務員の試験内容】専門記述試験

 

東京都1類B、国税専門官、財務専門官、労働基準監督官A、裁判所一般職(大卒)など

を受験する場合は、記述試験の勉強をする必要があります。

 

【公務員の試験内容】教養論文試験

 

論文試験は、公務員試験で必ず出題されます。

 

60分~80分の回答時間で、800時から1200字の文章を書くことをもとめられます。

 

社会で起きている問題について把握し、自分なりの解決案を書かなければいけません。

 

普段から新聞を読んでおきましょう。

 

おすすめは日経新聞です。

 

記事がそのまま試験問題に引用されている年もありました。

 

公務員試験の時事対策に使える新聞の読み方は、公務員試験の時事対策【新聞の読み方・新聞社・参考書】で紹介しています。

 

【公務員の試験内容】面接試験

面接試験は大きく分けて3つに分けられます。

 

○個別面接試験

⇒個別面接は、受験者1人に対しておよそ3人~5人程度が一般的です。

 

私が受けた市役所の中には面接官が6人いたときもありました。

 

さすがに多いと感じましたね(笑)

 

また、面接時間は短くて15分。長いと40分くらいです。

 

なお、特別区(東京23区)では、個別面接時にプレゼンテーションも課されます。

 

○集団面接

⇒集団面接は、受験者複数人に対して、面接官複数人で行われます。

 

受験者は3人~5人。面接官は3人のパターンが多かったと思います。

 

この面説方法は、受験者同士を比較しやすいというメリットがあります。

 

ほかの受験者と比べられているということを忘れないでくださいね。

 

○集団討論

⇒集団討論ときいて不安を感じる人は多いのではないでしょうか。

 

私自身、この集団討論が一番苦手でした。

 

でも、安心してください。

 

予備校などを利用して何度も練習することで、苦手意識がなくなります。

 

独学の人も面接対策だけは予備校を利用したほうがいいかもしれません。

 

どうしても予備校に通うことができない人は、ハローワークでも面接対策をしてくれますので、そちらを利用するといいと思います。

 

【公務員の試験内容】まとめ

 

どのような試験のパターンがあるか、だいたいわかりましたでしょうか。公務員試験は科目数がとても多いので、効率よく勉強することが必要です。

 

面接試験対策は筆記試験が終わってからでも十分間に合います。まずは、筆記試験の勉強に全力を注いでください。

 

それではさようなら(ヾ(´・ω・`)

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